開業と青色申告の届出(青色申告の承認申請書編)
青色申告の承認申請書は開業して2ヶ月以内か、
その年の3月15日までに申請する必要があります。
用紙自体は下記から入手できます。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm
書き方は、左側の税務署と提出日付を書く欄を記入。
右側の納税地は住所に丸でよいでしょう。
そして、氏名、生年月日を記入し、ハンコを押す。
職業、屋号は開業届と同じものを記入。
青色申告をする予定の年は今年を記入。
1.事業所名は空欄で、所在地は自宅の住所を記入。
開業届と同じにします。
2.所得の種類を選択します。「事業所得」を丸で囲みます。
3.今まで青色申告承認を取り消されたり、取り止めをしたことがあるかを聞かれています。初めて青色申告を申請する場合は (2)無 です。
4.1月16日以降新たに事業を開始した場合の開始年月日を記入します。
昨年既に開業している場合には空欄です。
今年開業した人で、事業開始日が1月16日以降であればその日付を記入します。
5.親などから事業を相続している場合、その開始日等を記入します。
なければ(2)無 です。
6.(1)では青色申告のために作成する帳簿の形式を選択します。
目的は65万円の特別控除なので「複式簿記」を選択します。
(簡易簿記だと特別控除は10万円です。)
(2)では、作成する帳簿類を選択します。
これらは青色申告時に税務署に提出するものではありませんが、税務調査の際は
見せるように言われます。
「現金出納帳、経費帳、預金出納帳、総勘定元帳」に丸をしておけば十分です。
開業届とこの2枚を税務署に提出すれば準備は完了です。
もし家族に給与を支払う予定があれば、さらに提出するものがありますが、
私はしていませんので、また別の機会に紹介します。